インドネシアと国民性
インドネシアは、赤道直下に位置し、13,466もの島からなる東南アジアの国です。世界第4位の人口2億6400万人超を抱え、首都ジャカルタには、アメリカをはじめとする50か国以上の大使が常駐し、東南アジア諸国連合(ASERAN)の本部が置かれています。日本以外では唯一、東南アジアからG20に参加している発展中の国家です。公用語はインドネシア語ですが、多民族国家で、人種、言語、宗教などは多様性に富み、お互いの容認性にあふれる緩やかな国民性を特色としています。国内には世界最大の1憶7000万人のイスラム教徒がいますが、国家の標語として「多様性の中の統一」を掲げるように、インドネシア政府は世俗主義を標榜しており、敬虔なイスラム教徒もいれば、ヒジャブを着用しない世代も共存できる社会が実現されてます。親日国家としても知られ、真面目で勤勉な国民性と南国の優しく穏やかな国民性は、技能実習生としての有力な潜在能力を持っているといえます。
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